産後は不調の連続ですよね。
とためらってガマンしている方も。
わたしは市販の漢方薬にずいぶんお世話になりました。
女性に向いてる・ドラッグストアで買える漢方薬をご紹介しますね!
1.当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
女性の悩みの万能薬と称されています
「安胎薬」で、妊娠中や産後に飲まれています。
冷え性、めまいやイライラなど、常に調子の悪さがあり、血圧が低い人。
産後は夏だというのに毛布をかぶっても寒かったり、妙に冷え冷えとした脚や腕をさすっていました。
向いてる体質
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、元気が衰えて体の機能が減退した状態で、漢方では「虚証(きょしょう)」と呼ぶタイプの人に向く漢方薬です。
産後で不調だと訴える人はこのタイプが多いと思いますが、「わたしは真逆」という方もいらっしゃるかもしれませんので念のため…。
がっちりした体格で血色が良い。スポーツ選手に多いタイプ。
有名な葛根湯は実証向けの漢方薬なので、虚証の人は飲んでも効かないそうです。
わたしも産後だるくって仕方ない時、葛根湯を飲んでみましたが、確かに全然効きませんでした…。
感想
産後出会ってから、わたしの常備薬になりました。
ちょっと元気がでない、寝ても調子があがらない、なんて困った時に。
更年期障害の薬としても有名なので、たぶん生涯かけてお世話になります。
2.キュウ帰調血飲(きゅうきちょうけついん)
不安感、煩躁(はんそう)感など、メンタル症状に。
産後の体力回復の薬。
向いている状態
全身に栄養を与える血が不足してたり、働きが低下している状態に。
顔色が悪い・乾燥肌・食が細い・疲れやすい、立ちくらみしやすい人に。
これは漢方では「血虚(けっきょ)」と呼ぶ状態です。
体にいい食べ物は、はちみつ・小麦・牡蠣・牛乳など。
感想
こちらと出会ったおかげで、産後うつ手前からメンタルが回復しました。
私にとっては、命綱に等しい存在でした。
杜子春でいう地獄で降りてきた蜘蛛の糸です。
同じく産後ブルーで苦しんでいた先輩ママから
「わたしのときも、それ知ってたらなぁ…」
と言われたのが心に残っています。
まとめ
漢方って効き目が悪いんじゃないか、と思っていましたが、わたしはすぐに変化がありました。
飲むと血の巡りが良くなって、体温が少し上がる感じ=調子が良くなる といった感覚でした。
ドリンクの一時的な効き目とは違う、体質が整う感じに感動しました。
苦しい思いをしている産後ママさんに、少しでもお役に立てれば嬉しいです!
自分で少し漢方について知っておきたい、という時に読みやすかった本は、クロワッサンのちゃんと役立つ実用の本でした。
辞書的に症状からひけるので、手元に置いておきたい一冊。
根本からの改善をして、元気に毎日を過ごしたいなぁと思うこの頃です。
血虚については、プチ不調をスーパーで買える漢方で改善する 寒・血虚・気虚でも書いているのであわせてどうぞ。
