シャンプーをしても髪がスッキリしない、ワックスのベタつきが残っている、または髪がギシギシして、せっかくしっとりタイプのシャンプーを使っているのに手触りが真逆…。そんな経験はありませんか?
これは私も同じ悩みを持っていました。特にヘアワックスを使って髪をスタイリングした後、石鹸やハンドソープで手を洗っても、1回や2回ではベタつきがなかなか落ちません。
私が使っているのは「STEPHEN KNOLL(スティーブン ノル) ディファイニング バーム ヘアワックス」というヘアワックスで、ソフトタイプのワックスです。
これがハードタイプを使う方だと、さらに落とすのも大変だろうと感じます。
シャンプーの洗浄力とワックス残りの仮説
ヘアワックスは髪の毛についているのでシャンプーで落とすことになりますが、最近のシャンプーは洗浄力が控えめなものが多いようです。
そうすると、ハンドソープですら落ちにくいヘアワックスは、結局髪の上に残ったままになるのではないか、という仮説を立てました。
もっとヘアワックスにアプローチできる洗浄剤ははないか?と考えたのです。
とはいえ、髪や肌につけるものなので、あまり刺激の強すぎるものは使えません。
そこで、ひとまず顔の化粧を落とすクレンジングオイルを、地肌とヘアワックスをつけたあたりの髪の毛に使ってみました。
無印良品のクレンジングオイルを普段から浴室に置いていたので、こちらで試してみることにしました。
たっぷり入って1,300円ほどのものなので、髪のクレンジングに使っても惜しくない価格帯なのが決め手です。
あとは「敏感肌用」なので、地肌や髪にもあまり刺激がないかも?という素人判断です。
とはいえメイク用なので毛はまつ毛や眉毛くらいのものだと考えると、髪に使うのは少々ドキドキしつつも実験です。
クレンジングオイルを使ったプレシャンプーのやり方
使い方は簡単です。
シャワーを浴びる前、乾いた状態の地肌(頭皮)と髪の毛にクレンジングオイルを2~3プッシュなじませ、その後シャワーのお湯で洗い流してからシャンプーをする、という流れです。
初めてのことなので、荒れてしまったり、乾燥が強くなってしまうかも…という不安はありました。
しかし、実際にやってみたところ、髪の毛がスッキリさっぱりとして、次に使うシャンプーの効果(しっとりまとまること)を実感できる洗い上がりになりました。
ドライヤーで乾かしてからもその効果を感じています。
クレンジングオイルがワックスをしっかり落とす理由
本来は化粧を落とすクレンジングですが、ヘアワックスの汚れもしっかり落としてくれました。
もともとクレンジングオイルなので、油とのなじみはとても良いですよね。
クレンジングオイルは界面活性剤も入っているので、水やお湯と混ざると乳化し、オイル汚れを強力に除去してくれます。
これが油だけだとベタつきが強く残ってしまうので、あまり意味がないでしょう。
継続的な使用とおすすめ
私としては、週に1回程度の使用、またはヘアワックスを多めに使った時には、このクレンジングオイルでプレシャンプーすることを続けてみようと思いました。
同じような悩みを抱えている方にもおすすめしたいですが、まずは少なめに部分的に試してみて、問題がないようでしたらシャンプー前にオイルクレンジングをしてみるのはいかがでしょうか。
また、他の専用商品がいらないというのも、ものが多くなるシャンプーの棚にこれ以上増やさずに済むという点で良いと思いました。
もし、この方法を試す上で気になることがあれば、お気軽にご質問くださいね。