完ミに移行するのにためらう理由のひとつに、赤ちゃんの免疫力や体が弱くなるんじゃないか…という不安があると思います。
わたしがそうでした。
生後1ヵ月に、完ミに切り替えています。
免疫については、初乳で大丈夫だったのかなぁと思います。
初乳(しょにゅう、英: colostrum)は、分娩後数日間に分泌される乳汁。 ただし、初乳の期間は学術上明確になっておらず、分娩後最初の乳汁のみや、分娩後5日目まで、分娩後1週間以内、分娩後10日目までと様々な解釈があり明確な定義はない。
引用:初乳 – Wikipedia
お医者さんではないので、うかつなことは言えませんが…。
完ミでも病気らしい病気をせずに、子育てしている家庭もあるよー。
ということを参考までにお伝えしたいです。
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完ミの子は体が弱くなるのか?
元気に育ってる子はたくさんいます。むしろミルクで育ったなんて、知らずに大人になるのが普通。
『母乳は素晴らしい!赤ちゃんの免疫にも体にも、とにかく良い!』
というのは間違いないんでしょうが、だからといってミルクはその反対のポジションではないと思います。
風邪もひかずに元気に大きくなりました
- 息子(1歳8ヵ月)風邪すらひかない
- 夫(40代)同上のタフマン
わが家は、息子も夫も完ミで育ちました。
ちなみに、ミルクで育ったなんて知らなかったまま大人になった、というのは夫です。
最初は「母乳じゃないと免疫が」と心配しましたが、自分もミルクで育っていたとは
義母が次のように話してくれました。
「わたしのときも、息子(夫)はミルクで育てたわよ~。もういいやーって思ってw」
ありがたかったです。
ミルクの会社は誠実に作っている
育脳ベビモという育児雑誌で、「アラキドン酸が母乳の長所を担う成分」という旨の記事がありました。
赤子にあげていたミルクはビーンスタークの「すこやかM-1」で、アラキドン酸の表示が無かったので、夫が会社に問い合わせしました。
その返答メールは、育児雑誌の記事よりも、よっぽど信頼性がありましたし安心しました。
文面から漂う誠実さに、ファンになりました!
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詳しくは別記事にまとめましたので、興味があったらどうぞ。
完ミの赤ちゃんは太る?
助産師のベテランおばあちゃんには『毎日焼肉定食のようなもの』と言われました。
とは言え、毎日肉しか食べてないわけじゃないし、完ミでもコロコロと太っていない赤ちゃんもおりました。
大きめの赤ちゃんにはなりやすい
わが家の赤子は成長曲線の上のほう、というかギリギリ範囲内の子でした。
美容師ママ(完ミ)も「赤ちゃんの頃は大きかった。コロコロしてた!」と言ってました。
成長曲線から飛び越えてまるまるとしている赤ちゃんもいますが、多くの場合動き回れるようになると標準体型に近づいていきます。
2歳ごろから逆にシュッとしてきました
うちも動くようになると細くなったよ~
母乳育児の赤ちゃんだって太めの子はいますし、気にしないで~と思います。
粉ミルクの表示通りだと太りやすい?
助産師さんが「粉ミルクを表示量通りにあげてると大きくなりやすい」と言ってました。
気にして少し減らしてみましたが、赤子がすぐにお腹がすいた時の大泣きをしてしまったので、表示通りに戻しました。
うちは泣いたらすぐミルク渡した。太ってたけどゴキゲンになったからそれでいい!
産院で「×時間おきに〇〇g」と、キッチリ指導されていたのをそのままやっていたので、美容師ママの発言は衝撃的でもあり、ラクな気持ちにもなりました。
完ミのメリット
完ミの良かった点もありました。
赤ちゃんの夜の睡眠が長くなることです。
赤ちゃんが夜長く寝てくれる
お腹がいっぱいになっているので、100日を超えてから一晩中ねんねしている時も増えてきました。
めちゃくちゃありがたかったです…
完ミの赤ちゃんあるあるのようです。
母乳育児だと、100日を超えても一晩中というわけにはいかないようで、母子教室など参加すると「生後4ヵ月くらいで教室に来れるなんて(眠くない?)すごいね」と言われました。
夜泣きしない
ミルクは腹もちが良いので、お腹空いて夜泣きすることはまずなかったです。
2度くらいで夜泣き(っぽいもの)は済みました
完ミのママに話を聞くと、同じ人が割といました。
夫が育児参加
ミルクなので、夫もあげられます。
わたしが抱っこで腕が筋肉痛の時など、ミルクをあげてもらえると助かりました。
夫から「今は何㏄あげてるの?」と、ミルクの量を確認されたり、ともに育てている感じが良かったと思います。
完ミのデメリット
デメリットは物が増えることと、夜中のミルク作りです。
お出かけの荷物が重い
大変だったことは、荷物が哺乳瓶とお湯、粉ミルクというセットをマザーズバッグに入れなきゃいけないことです。
1歳検診などで、産後も病院には何かと行ってたので、準備が大変でした。
私の場合、産後の弱体化がしんどすぎた(高齢出産)ので特に。
夜中にミルクを作る負担
マンション住まいだったので、夜中のミルクの準備にハラハラしていました。
大声で泣く前に、なんとか間に合わせようと焦っていました。
これも今思えばですが、「仕方ないじゃん!夜に泣くのが赤ちゃんなんだから!」です。
母乳でしたら、すぐあげられるのですが…。
産後不眠気味だったのが、精神的に高ぶってよけいに寝れなくなりました。
階下や隣の住人よりも、赤ちゃんの母親のほうが(一般的に)睡眠不足。他人よりも、今は自分本位でいい!とわたしは思います。
100日過ぎたころから徐々に長く寝てくれる日が増えてきましたので、3ヵ月位の格闘でした。
もちろん母乳育児でも、混合のお母さんだと、夜のミルクは同じ思いをされていますね。お疲れ様です…。
わたしが完ミの決断をするまで
慣れない育児中での、母乳を辞めるかどうかの決断は、気持ち的にナーバスになりました。
母乳指導で気持ちが滅入った
わたしは母乳指導に通い、助産師さんから、サンプルのミルトンをもらったときにこう言われました。
「うちに通ってるお母さん方は、みんな母乳出るようになって、使わないからどうぞ」
わたしはおっぱい指導に2回通ってもまったく母乳が増えず、大さじ1杯ぶんの母乳を出すのに、必死に格闘。
同期のママさんたちは、量が全然違いました。
自分も含めた母乳至上思考に苦しんだ
わたしの場合、産後ブルーがひどくて元々しょっちゅう泣いてはいたのですが、このおっぱい指導の行った時と帰ってきた後はもうボロボロ泣いてました。
『そんなに気持ちが滅入るくらいなら、母乳あげないほうがいいよ!』
当時のわたしには、滅茶苦茶極論に聞こえていたんですが、今はそう思います。
「母乳こそが至上」と助産師(病院の方針?)も言ってるように聞こえたし、自分もそう思っていたしで、母乳出ないことに負い目を感じていました。
産前から産婦人科に「母乳はすぐ出ないし、ミルクでも子は立派に育つ」って標語が貼ってあればいいのに。
さいごに
当時のわたしは、スマートフォンで『完ミにためらうお母さんへ』みたいなサイトを読み、励まされたので、わたしもこの記事を書きました。
母乳にトライするのは賛成ですが、出なくてもあせらないで。
完ミでも子供は全く元気に育ちます。
赤ちゃん時代には、大問題に感じる「母乳orミルク」ですが、これからのお子さんの人生においては、ゴマ一粒くらいの問題だと思います。
物心ついてから「わたし母乳で育った」「僕はミルクだったんだよね」なんて会話聞いたことがありませんしネ。
完ミに切り替えようか悩むお母さんが、思い詰められませんように。
それでは、今日はこの辺で。
ではでは!
▼わたしの完ミ生活でそろえた物・あったら良かった物です
▼完ミの1日の時間割
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1か月で完ミにしようと決めていても中々心との葛藤がありましたがすごく励まされた気分になりました。
ありがとうございました!!
大変な時期にコメントありがとうございます!
葛藤しますよね…自分もつらかったので、お気持ちが想像できます。
今、息子は3歳になりましたが、変わらず元気に過ごしてます!
(その後、風邪は冬に1回かかりました)
りりさんの赤ちゃんとの生活、楽しんで下さいね☆
陰ながら応援しています。