肌断食の語源
肌断食は平野卿子さんが著書でタイトルにしています。
基礎化粧品を塗らないという美容法です。
平野さんの考え方はご自身の本でも書かれていますが、皮膚科医の宇津木龍一先生のメソッドとほぼ同じです。
肌断食を始める方は、宇津木先生の本から入る方が多いです。
「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません―
という赤い表紙と、後に出た
の二冊があります。
肌断食のやり方。何を断食するのか
宇津木先生の本で提唱されている内容と、平野さんの肌断食の考え方は共通しています。
- 洗顔はぬるま湯(ぬるま水)で刺激を最小限にして行う。
- 洗顔後のスキンケアは何もつけない。
肌断食というネーミングから、スキンケアを付けないだけ?と考えるかもしれません。
宇津木先生も平野さんも、スキンケア以外に「やらないこと」を提唱しています。
- 肌は自己再生する力があるので、その機能を邪魔しない。
- 洗顔をはじめ、スキンケア用品は肌に刺激になっている。
- 特にクレンジングは肌に負担をかけている。
- クレンジングの必要のないメイクを行うことを勧める。
やらないを徹底するほうがキレイになる、という美容法です。
- スキンケア
- クレンジングが必要なメイク
- お湯洗顔
- 無添加(パケの裏で成分が石けん素地のみ)の石けん以外の洗顔料
肌断食の洗顔方法
お湯は触ってみて「ぬるま湯」というよりは「ぬるま水」と感じるくらいの温度にします。
温度は32℃くらいです。お風呂場では冷たく感じます。
手でお湯をすくったら、顔にそっとつけてすすぎます。
手のひらは顔に触れずに、お湯だけタッチするようにして下さい。摩擦による刺激を与えないためです。
肌断食の洗顔料
洗顔は石けんで行います。
無添加石けんとして店頭に並んでる石けんでも、成分を見るといろいろ書かれてる場合があります。
石けん素地。これのみで構成されたものにします。
うちでは赤ちゃんから私の洗顔まで、カウブランドの石けんにしています。
肌断食のメイク
石けんでおちるものでメイクします。
わたしは日焼け止めとファンデーション、マスカラはそうしました。
が、他のアイテムは特に気を使っていません。
アイシャドウやアイブロウ、チークなどの粉のアイテムは、ほぼ石けんで落ちました。
アイライナーなど油分の多いアイテムをしっかり使った時のみ、ワセリンでポイントを落とします。
メイクやクレンジングについては、別記事でまとめています。
https://miyu-life.com/hadadangimonmatome
肌断食は単に化粧水や乳液をやめればOKではなく、洗顔や洗顔料など、肌に負担がかかると考えるものすべてをやめる考え方です。
基礎化粧品もクレンジングも使わないで済むなんて楽!
と思うんですが、けっこう洗顔には温度や石けんに気を使う方法だったりもします。
肌断食をやってみた体験談をまとめています。
特に開始1ヵ月はマイナートラブルが出ますので、知っておくと「こんなはずじゃなかった」という事にならないと思います…。