赤ちゃんの感電事故防止に、コンセントで悩んでいませんか?
こちらの記事では、感電事故防止のコンセントを100均のカバーじゃない、製品として販売されている物を紹介します!
また、家の中でコンセント需要が増えている場所、配置について書いていきます。
マイホームをお考えの方や、リフォームの際のご参考に。
お子さんがいらっしゃる家庭・家事の負担を減らしたいあなたにおすすめの内容です。
タップ出来る目次
育児中もコンセントの高さは普通にする
保育園の設計では、コンセントの高さを子どもが届かない高い位置にします。
- 一般的なコンセントの高さは25cm
- 保育園では130cmの高さに設置
自宅では子供はいずれ成長しますので、そこまでやりません。
コンセントを高い位置にするデメリット
普段使う位置のコンセントは、床に近い位置にあった方が使いやすいです。
たとえば掃除機ですが、コードが130cmの高さから掃除機までぶらーんと下がっているのを想像してみて下さい。
…危ないですよね!
家具にぶつかったり、頭やコードに引っかかってしまう危険性もあるよね。
コンセントを高い位置にしたほうが良い場合
背の高いママがコンセントの抜き差しの負担軽減のため、高くするのはOKです。
それでもコンセントの高さは、上げても床から45cmまで。
一般的なコンセントの高さは床から25cmです。
高齢の方の住まいでも、高めのコンセントの提案をします。
コンセントの抜き差しの多くは掃除機の移動です。
掃除機がコードレス式や、ロボットをお使いの家庭では、あまり必要ないかもしれません。
赤ちゃんのいたずら防止のコンセント
赤ちゃんや子供がいたずらして感電したら…と思うと心配になりますよね。
100均でもコンセントに差し込むキャップや、コンセントカバーがあります。
そういった一時的なグッズの他にも、コンセント自体がいたずら防止の機能付きのものがあります。
パナソニックの扉付コンセントです。
扉付コンセントとは
プラグの差込口が扉付になっていて、穴が開きっ放しになってません。
プラグをコンセントに差し込むと、扉が開きます。
子供が金属ピンなどを1か所の穴に差し込もうとすると、扉は開かないというものです。
濡れた手でさわったり…なんていう感電事故の心配を減らしてくれますね。
このコンセントはお値段も極端にアップ!というものではないので、取り入れやすいです。
シンプルでぱっと見普通のコンセントと変わりません。おうちのコーディネートも邪魔しないところも◎
リビングや、子供部屋に。
子供部屋コンセントはセオリーより1か所多く
コンセントの配置は、洋室・客間・寝室などの個室では
「1部屋に2か所。対角線上に配置」がセオリーです。
子供部屋では、机を置くであろう場所にもう1か所追加しておくとベターです。
机の周りには、デスクライトを想定してコンセントは近くに設けます。
加えてパソコンやプリンター、スマートフォンの充電など小型家電が考えられます。
机周りに間を離して2か所、さらにもう1か所という配置です。
エアコンをつける場合
子供部屋にエアコンをつける場合、200Vのコンセントを天井付近に追加です。
後で工事すると分電盤からの配線が大変です。
特にエアコンは通常のコンセントと違いますので、早めに計画しましょう!
子供部屋に限らず、エアコンのコンセントは初めからつけておくのがベストです。
収納内部のコンセントが家事を制す
無線LAN、Wi-Fiによって家電でも無線化が進んでいます。
モデムやルーターなど、本体は見えない場所へ隠したいというニーズが増えてきています。
コンセント需要が高まる収納内部
家庭の見えない場所と言えば、収納の中。
収納の棚にコンセントと電話ジャックを設けて、通信機器をまとめて置いている活用例があります。
ほこりを被る心配は少なくなりますが、機器は排熱があります。隣同士・高さともに規定以上離して置くようにして下さい。
掃除機もコードレスやロボットタイプなど、充電をする需要は増えています。
収納内部に充電ステーションを設けておくと、充電中は扉を閉じてスッキリできますね!
収納内部のコンセント実例
わが家では収納内にコンセントを設けて、棚にプリンターを置いています。
プリンターは無線LAN。
パソコンと有線で接続されていなくても良いので、使う時に電源をONするだけ。
コピー紙やインクの予備も一緒にしまって置けるので便利です♪
キッチンのコンセントはカウンター上に分散配置
便利家電が活躍するキッチン。
料理の家電には、やっぱりコンセントが必要です。
バーミックスやブレンダーなど、ドライヤー並みに電力消費が高い物が多いのも特徴。
それゆえキッチン家電はコードレスや電池式にもなりにくい=コンセントが必要な家電です。
キッチンの家電は立って使う物なので、カウンターの上に配置するのが基本です。
家を建てた後に、キッチンはコンセントが後で欲しくなる場所なんですよね。
キッチン家電は新商品のサイクルが早く、後々ニーズが発生する場所でもあります。
まとめ
- 保育園などの施設と違い、コンセントの高さは床の近くに
- いたずら防止に扉付のコンセントがある。リビング・子供部屋にあると安心感が増す
- 子供部屋のコンセントは3か所以上がおすすめ。
- 収納内部に通信機器を一元化。
- キッチンはカウンターの上にコンセントを配置
収納内部は生活スタイルの変化により、充電や通信ステーションとしてのコンセントニーズが増してきた場所です。
他にもご案内しましたが、コンセントは多ければいい!という物でもありません。
分電盤のアンペア数が上がって、電気代の契約料がUPするからです。
▼リビング学習のデメリットを間取りで解消!
▼ミニベビーベッドのお部屋レイアウトをご紹介♪あわせてどうぞ!