アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダの効果

アーユルヴェーダの効果は、定義の中に目的も示されていますので、目的=効果と言い換えられます。

健康な人の健康を維持すること、そして病人の病気を緩和することがアーユルヴェーダの目的である。(チャラカサンタヒー1巻30章26節)

アーユルヴェーダの効果は、健康を守りさらに増進することです。

また、病気の苦しみを緩和することでもあります。

よりよい健康を持つために、強壮法としての食事や植物の説明があります。

西洋医学が病気への対処・治療をすることに対して、アーユルヴェーダは人の健康を守ることに重きを置いています。

オイルマッサージ=アーユルヴェーダではない

アーユルヴェーダの一般的なイメージは、オイルマッサージや頭に線状の油を垂らしていることですね。

養生のひとつではありますが、全てではありません。

アーユルヴェーダは、内科、外科、耳鼻科、小児科、精神科など8つの部門がある医学です。

インドにはアーユルヴェーダを学び研究する大学もあり、いわゆる民間療法とは一線を画しています。

アーユルヴェーダの養生法

アーユルヴェーダの健康への注意は、次の3つからなります。

  1. 日常生活に応じた過ごし方
  2. 季節に応じた過ごし方
  3. 精神衛生

また、トリ・ドーシャという考えのもとに、人のバランスの変化に応じた過ごし方を取り入れていくことになります。

トリ・ドーシャ

トリは3という意味です。

ドーシャは3つあり、増えたり減ったりします。

バランスが取れている状態を健康として、3つのドーシャがアンバランスになったとき、病気の原因になります。

  1. ヴァータ(風)
  2. ピッタ(火)
  3. カパ(水)

上記のシンボルのような力や作用で、からだの働きをアーユルヴェーダでは説明しています。

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