体質別 朝の過ごし方
ヴァータ | ピッタ | カパ | |
睡眠時間 | 8時間 | 7時間 | 6時間 |
オイルマッサージ | 必須 | 適時 | ガルシャナ |
入浴 | 温かい湯 | 冷たい水も可 | 温かい湯 |
散歩・ヨガ | 適時 | 適時 | 必須 |
8時までの朝食 | 必要 | 必要 | 抜いても可 |
体質はチェックで診断したものだけではなく、ドーシャが増えている時にもあてはまります。
春のカパや晩秋のヴァータといったように、季節によっても増えやすいドーシャが。
時期によっても普段と違う生活スタイルを取り入れることはおすすめです。
自分のドーシャチェックをするページもありますので、参考にしてみて下さい。
>>> 「ドーシャとは?現状のドーシャ診断|ヴィクリティ」
起床時間
アーユルヴェーダでは、夏は5時半・冬は6時前後に目覚めることをすすめています。
日の出前の96分から日の出前の時間帯は、ブラフマムフールタと呼ばれています。
6時を過ぎるとカパの時間になるため、重だるくなり目覚めるのがおっくうになるため、ヴァータの時間(4時~6時)に起きましょう。
他にも時間帯によってドーシャが変わりますよ☆
起きてすぐやること
窓を開けて換気をし、大きく呼吸をします。
お腹に空気を入れるように吸って、胸から吐き出します。
朝の空気で部屋と体を満たしましょう。
口のケア
アーユルヴェーダでは、寝ている間に口の中に老廃物やアーマが出るといわれています。
起きたら口や舌のケアが必要なのは、そのためです。
ちなみに皮ふからも出るため、沐浴も必要とされています。
舌苔をとる
チャラカ・サンタヒーには、「舌にたまった汚れは呼吸を邪魔し、異臭を生じるため、舌をみがかなければならない」とあります。
舌苔にはアルデヒドという発がん性物質がたまっているという、岡山大学の研究があります。
掃除には、市販のタングスレイパーか、スプーンでも代用できます。
歯ブラシじゃダメなの?
奥に押しこんじゃって逆効果になる可能性があるよ💦
やりすぎると舌の味蕾細胞が壊れて、味を感じにくくなることもあります。
強くこすりすぎないように、優しくケアしましょう。
ゴマ油によるうがい
ゴマ油を少量(小さじ1杯)口に含み、10分くらいクチュクチュとゆすぎます。
ゴマ油は太白ゴマ油で行いましょう。
油が気持ち悪くてすぐペッしちゃうよ?
歯ぐきをオイルマッサージするのでもOK!
歯ぐきマッサージは、歯槽膿漏の予防にもなります。
白湯を飲む
舌苔を取ったあと、お湯を1杯飲みましょう。
温度は体温(35~37度)くらいから、50度程度までになります。
白湯の作り方は、やかんで沸騰させたらふたを外し、10分くらい煮詰めると塩素も飛びます。