わが家を新築する際、吹き抜けのある家に住むのは初めてだったので、
2階の大きなFIX窓枠に電気ヒーターを設置して、コールドドラフト対策をしました。
詳しくは【北海道】うちの吹き抜けの寒さ対策【札幌市】をどうぞ
こちらの記事では、入居からひと冬を過ごしてみたレポートと、寒さの対策に有効だったことについてお伝えします!
タップ出来る目次
吹き抜けは寒かったのか
3月に入り冬も抜けてきた感がありますので、わが家の冬と吹き抜けのレポートをします☆
家の断熱性能
家の断熱性能は、札幌市の補助金用の等級で言えばスタンダード相当です。
この地域の新築住宅では、特筆するようなハイスペックではありません。
真ん中の上くらいの断熱性能だと思います。
暖房は都市ガスボイラーの各所パネルヒーターです。
わが家の吹き抜け
コールドドラフト対策として、吹き抜けに付けた大きなFIXの窓枠に、電気ヒーターを設置しました(スイッチ入り切り式)。
まず、言えることは…
吹き抜け、全然寒くありませんでした。
階段近くのワークカウンターにて座っていると、スースーすると感じることはありました。
他の、ダイニングやリビングでは全く感じずでした。
コールドドラフト対策につけた電気ヒーターは、スイッチオンしたのはワンシーズン通して1時間程です。
今後もスイッチを付けることはあるんだろうか…と、設置しなくても良かったんじゃないかと思います(汗)。
一般的な吹き抜けのある家の対策
吹き抜けの寒さ対策では、上下階の温度差を解消することです。
建てる前にできること
家を建てる前にできる対策としては、次のようなことがあります。
・1階を床暖房にする
・全館暖房にする
⇒2階は使ってないから…と暖房を止めたりすると、結露や温度ムラの原因になります。
余談ですが、非暖房室の窓や収納は結露になりやすく、北側は同じ部屋の中でもさらになりやすい場所です。
一冬越した後、収納に入れてた段ボールや寝具にカビが!!ということになりやすいので注意。
・吹き抜けの空間を小さくする(2階と繋がない)
⇒プランで閉じた吹き抜けになりそうなら、検討の価値あり
建てた後の対策
建てた後では、暖房をどう使うのかという方向になります。
2階は基本的に1階より暖かいのですが、2階でも冷えた部屋をつくらない、というのは同じです。
温度ムラを解消する方法として、サーキュレーターを使うという手があります。
サーキュレーターの送風で、吹き抜け天井付近の暖かい空気を下に降ろすという考えです。
上の商品は18畳用。吹き抜けの空間と2階につながる空間が大きいなら、24畳用があります(アイリスオーヤマでは最大)。
サーキュレーターは、夏場はエアコンの冷気を下から上へ動かすのにも〇
洗濯物にも使えるマルチな家電なので、試しに一つ購入して実験してみるのも良いかもしれません。
8畳用のものだと2,000円台で売っています。
わが家でも2階が暖かいので、サーキュレーターを導入してさらにエコ化にならないか、やってみたいと思います。
サーキュレーターの置き場は、吹き抜けの通路腰壁に載せようかと。
コードが邪魔になりそうなので、コードレスのものも検討しています。
吹き抜け寒さ対策でやって良かったこと
わが家の対策は、パネルヒーターメーカーに最適な温度設定を電話で聞いて実行したこと、24時間換気がある1階洗面所の戸を開けっ放しにしないことでした。
パネルヒーターの温度設定を見直す
わが家では、パネルヒーターで暖房しています。
居室の温度差を無くすために、パネルヒーターの目盛りを0にしないようにしました。
1階は寒く2階は暖かくなるのが普通なので、パネルヒーターのバルブの目盛りは、1階は最高の6。2階は3に設定しました。
これが功を奏したようで、家じゅうの温度ムラが少なかったと感じています。
節約のためにと、2階で完全に暖房しない部屋を作ってしまうと、そこから冷気が1階に降りてきて、不快な環境になってしまいます。
ボイラーの設定は一番温度の低い1にしました。
ボイラーの設定は低くして、パネルヒーターの目盛りは高めにする。
これはわが家のパネルヒーターメーカーのサンポットに電話して聞いた、おすすめの方法です。
実践してから、電気代・ガス代ともに節約できました!
こちらに詳しく書いていますので、あわせてどうぞ⇓
24時間換気の部屋の戸を閉めておく
24時間換気の換気扇が常時動いている洗面所は、空気を引っ張る力があります。
階段が洗面所の真向かいにあるので、特に空気が動いてるように感じました。
まずやったことは、洗面所の扉を閉めました。
それだけでほぼ解消されました…。
※24時間換気は、シックハウス症候群問題をキッカケに、建築基準法で義務化されています。
さいごに
1年目は、せっかくFIXに付けた電気ヒーターの出番がほとんどないくらいの冬でした。
2月は40年に一度という寒い日があったりと、暖冬ではない1年だったのですが…。
今後も電気ヒーターはつけないかもしれないなぁ、と思いました。
サーキュレーターを導入したら、併用して効果を見てみたいような気もします。
それでは、今回はこのへんで!
ではでは~
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